3つの愛・・・・・・「読んで」みませんか?

フォークソング


オススメ度



まず最初に言っておかなければなりません。
これはPCの「大人向け」ゲームです。18歳未満の方は、ブラウザの「戻る」ボタン等で速やかにご退出ください(笑)。






・・・・・・いいかな? いいですね??
ここを読んでるのは
18歳以上の人だけですね???
正直、コレを入れようか迷ったんですけど、キラリと光る作品として例外的かつ独断的にここのリストに入れました。


この作品、いわゆる恋愛ジュアルノベルの仕様に仕上がっています。ですが、一般のそういった作品と違う点は、

「あくまでも主人公は作中の人物達、プレイヤーを表す言葉は一切ない」ことなんです。

ですから、本当にビジュアル「ノベル」・・・・・・第三者的な文章で綴られた小説、の意味合いを持っています。
そのため、話の登場人物にプレイヤーがなりきることはまずあり得ないです。これがある意味この作品の最大の短所であり、最大の長所となっていると思います。
ですから、一つのお話としてストーリーを追いたい人は、評価が高くなるといえるでしょう。逆に作中の一人としてその世界を歩きたいという人
やエロエロパワーを発揮させたい人には、それほどウけないかもしれません。

キャラクタ原画を担当したのは、小池定路さん。ほんわかした絵柄が作品全体の雰囲気にマッチしています。この作品や「終末の過ごし方」(こっちも大人向けPCゲー)でファンになる人がかなり増えたみたいですね。もちろん自分も含め。

サウンドに関しては、音声が入っていない点が人によってはマイナスになるかもしれないです。ですが私は逆に(フォークソングに関しては)こっちの方がいいと思うのですが・・・・・・。BGMはものすごく好きです。さらに同梱のアレンジCDのデキがまた・・・・・・
「音楽担当のYoshioさん、万歳!!」

システムは、どこでもできる複数のセーブ欄、メッセージ早送り機能のオーソドックスなものに加え、どこで分岐したかがわかる分岐マップの表示が可能となっています。
このようにシステム回りはかなり使いやすいのですが、一つ注意したいこと。序盤の選択肢がかなりあとになって影響することがあり、分岐マップに頼りすぎると逆に戸惑うことがあります。このへんもマップでカバーできていれば良かったんですけどね。
あと・・・・・・この独特なのんびり感の前に、鬼のように熱中する人はいないでしょ。いちおほめ言葉のつもり(爆)。


ホニャララシーン(謎)もソフトなので、女性プレイヤーも問題なく楽しめると思いますね。
過剰な期待をもったエロエロ男児はあっち向けてポイ♪
感動を味わう・・・のではなく、話とキャラクター達に(パッケージ裏にもありますが)共感を憶える。
ホントにこれがキーワードとなっています。
懐かしい町並みとありふれた3つの恋の物語・・・・・・「読みたい」と思った方は、この『フォークソング』、プレイしておくことを管理人は強くオススメします。




・70年代、80年代、90年代、それぞれをミックスさせたような、
 不思議と懐かしい雰囲気。
・それにあった画風とBGM。
・オーソドックスながら使いやすいシステム関係。


・文章表現が徹底して第三者観点。人によっては欠点・・・かな?
・選択肢のつながりがちとわかりにくい。
・エロエロは期待しちゃダメです♪


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