トロン様デビュー作（違）。・・・・・・いや、あってるか。

	評価
	グ	音	シ	オ	熱	オススメ度	合計
	８	７	８	８	７	Ｓ	３８

『ロックマン？　あぁ、あれだろ。横進み型のムズＡＣＴだよな。エレキマンとかクイックマンなんか、ホントに強かったよなぁ』
まったくです！　・・・・・・・・・いや違います（笑）。
今回ご紹介するのは、名前に同じロックマンの題がつくものの、全く新しいゲームに仕上がったＰＳオリジナルの作品。


時代は今より遥か未来。主人公のロックと半ば幼馴染のロールは、エネルギー採掘の専門家であるディグアウターを生業とし、世界を旅していた。行方不明のロールの両親を探しながら・・・。
ストーリーはこんな感じです。

３Ｄポリゴンの世界、買い物等のＲＰＧ的要素の追加、ロックとロールが正真正銘の人間・・・・・・など、これまでのロックマンシリーズのイメージを、覆す仕様となっています。
共通点は、ロックとロールの名前、メイン武器がロックバスター、主人公が青い・・・ぐらいでしょうか。

３Ｄポリゴンで描かれた舞台の作品となると、たいていはリアル志向のものが多いですが、この作品は演出も含め、あえてアニメを意識した作りとなっています。
しかも、この表現方法が非常に世界観などにマッチしているんですよね。
なんつーか・・・特に雰囲気が、天空の城・ラ○ュタに激似。キャストまで一緒（ロック＝田中真弓さん　ロール＝よこざわけい子さん）
と、同時に、ポリゴンで構成された空間なので、ロックの動きも非常に自由度の高い物となっています。フリーランニングシステムの名は伊達じゃないです。

いちお、カテゴリわけではＲＰＧとなっていますが、事実上はＡＣＴ。それにＲＰＧと探索型ＡＤＶの要素が混ざった感じですね。
とはいうものの、２Ｄアクションのロックマンのような難易度ではなく、多少腕に自信がなくても何とかなるレベルです。

この作品を語る上で忘れちゃいけないのが、敵役ボーン一家。とにかく個性的な相手でストーリーを盛り上げてくれます。はっきりいって主人公達よりよほど目だってます。
特に、トロン様！　間違いなくメインヒロインである彼女の魅力はとてもここで書ききれるものではありません（爆）。とにかくゲームをしてみて、トロン様の言動に「はふぅ☆」となっちゃって下さい。・・・これ命令ね。

さて、この作品・・・それらしい欠点がありません。
システム・難易度ともにユーザーのことを考えた作りとなっていて、非常に遊びやすいし、イベント等には声入り演技、サブイベントも豊富など、細かいツボもしっかりおさえています。
ほんの一部、ストーリー的にはっきりしないトコがありますが、そのあたりは〜２でしっかり補完されますんでご安心を。

えーと他には・・・・・・思い出した。
ロールちゃん、各種武器の開発・改造をしてくれるのはいいけど・・・・・・
『もっと効率を良くしてください（泣）！！』
・・・序盤はそうでもないですが、改造の度合いが高くなると、一気に費用が跳ね上がります。その資金を稼ぐのが非常に面倒でした。
こんな事だから、ヒロインの座をトロン様に奪われるのですよ？←偏見１２０％


夢や冒険、謎への探究心、天空の城・ラ○ュタ、トロン様ＬＯＶＥ・・・等のどれかのキーワードにひっかかれば、間違いなく楽しめるゲームだと思います。
あの難しいことで有名な「ロックマン」だからちょっと・・・・・・との認識だけでプレイを敬遠しておくには、惜しすぎる名作ですよん♪



・ポリゴンでありながら、非常にわかりやすい世界。
・魅力的な登場人物達。
・トロン様ラヴ♪・・・・・・あとコブン達も可愛すぎ。


・一部の武器改造に莫大な費用が・・・。
・一つの島が舞台・・・出来れば他の島も旅したかった・・・かも。


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