ハメるかハメられるか。
まず最初に断っておきたいのですが、このゲームの前作、つまりＳＦＣ版のスターオーシャンはプレイしていません。物語上つながりがあるそうですが、この点を踏まえてのこれ単品でのレビューになります。
グラフィックは綺麗ですね。Ｓ社のＦＦに勝るとも劣りません。イベントＣＧではやや劣っている気もしますが、それでも十分に高いレベルです。
音楽も場面にあった曲ばかりで好感が持てました。全体的にノリもいいですしね。ただ、戦闘中等のボイス再生が少し粗く感じました。どんどんキャラがしゃべるだけに、この点は残念。
このゲームの売りの一つが、アクション性とリアルタイム指向が高い戦闘シーン。
とにかくうるさいぐらい四方八方にキャラが動くので、挟みうち、画面際への押し込み等、ハメに近い卑怯な様々な戦術が取れます。
また、呪紋には詠唱時間が設定されており、それが終わるまでは戦士系が足止めをしてやらなければなりません。
一方で戦士系は敵の元へ走っていかなければ攻撃できないので、その間は呪紋のサポートが必要・・・・・・という風に、力押しだけでは苦労するのもポイント。
この点でも「リアルタイム」という点が強調されています。
他にも、街ごとの豊富なサブイベント（特にパーティのキャラ同士）、スキル制による自由な育成、キャラ事のマルチＥＤ等、ストーリーを追う以外にも楽しめる要素がイッパイ♪
・・・・・・けど、決戦前のイベントでレナが出てくるってどういうことよ、あ゛あ゛ん？
（↑セリーヌ様狙いだった人 ＥＤはダイジョブでした・笑）
・・・・・・と、ここまでだけなら素晴らしいゲームなのですが、やはりというかつきものの問題点。
まず、後半の敵が異様に強いです。特にリミッターがとれたラスボスと最後の隠しボスは、
はっきりいって激強。
ムリヤリにでもハメないと、一瞬でハメ返されて瞬殺です。この二人、どうにかして下さい（泣）。
同じく戦闘関連で、雑魚との戦闘は一定のステータスがないとまず逃げ切れません。また敵とエンカウントするポイントもほぼ決まっています。このへんは、もうちょっとランダム性を持たせもよかったのでは・・・・・・。
そして最大の難関はバグ＆フリーズ、だそうです。なぜ伝聞的かというと、管理人はほとんどなかったんで。・・・ですが、人によっては長時間プレイしていると、けっこう止まっちゃうらしいです。まぁ、これほどではないそうですけど。
総括すると、やや遊びにくいところはあるものの、やりごたえはあるＲＰＧといったところです。極めようと思ったら軽く３ケタ時間は突破するんで、じっくりと腰をすえて楽しみたいという人にオススメですね。
・ハメる快感（笑）。
・スキル関連のやりこみ要素満点♪
・セリーヌ様は僕のモノ。
・ハメられる不快感（泣）。
・一部の仲間が仲間に加えにくい。
・試練の洞窟長すぎ。
・イセリア様、許してください（血涙）！
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