どっちかってーと「観るアニ」。

ダブルキャスト


オススメ度


SCEが送り込んだ「やるドラ」シリーズ第一段。
夜の街で知り合った記憶を失った女の子。彼女が映研の主演女優に抜擢されたコトから、不可思議な事件がおき始める・・・・・・これが大まかなストーリーです。

しかし・・・街で拾った前触れもなしに会った女の子と、いきなり同棲を始めるというのはうらやましい少し無理があるんぢゃないかなんん〜?


グラフィックは・・・・・・一目見た時、びっくりしましたね。本当に「全編フルアニメーション」なんです。流石に超一流のOVA、とまではいきませんが、普通にTV流されているアニメかそれ以上な映像です。
これが選択肢ごとにカットが用意されてるってんですから。所々にあるサービスシーンも◎。


音楽・・・というより、この作品は音声の方に主が置かれています。ただ、主人公に声が入っていないのは、個人的にやや減点。
「サンパギータ」以降では解消されていますが、登場人物全員に声が入っているのに、一人だけ声がないというのは、ちょっと浮き気味かな・・・と思いました。

システムはシーンごとのセーブ、クリア後の持ち越し、メッセージスキップ、おまけシナリオ有り、など標準以上のものがそろっています。が、結局はサウンドノベル・・・特に「かまい○ちの夜」とほとんど変わらないんですよね。
このへんは、もう少し斬新的なシステムを取り入れても良かったように思えます。

んでは、毎度気にになるところを。
まず全体的に、ちょっと短めかな? まー、あれだけのアニメーションを用意しているのだから、しょうがないかもしれませんが。

ただし、シーン達成率を100%にしたいのなら、かなりの相応の時間と根気が必要。
0.01%のレベルで分けてありますんで、選択肢の組み合わせを片っ端から試すほかありません。
これが熱中度の高さになるかどうかは、また別問題ですけど。
あと、真相がかなり前の段階からバレバレ。伏線がわかり安すぎて、ちょっと勘のイイ人ならおおよその展開が読めちゃうかもしれません。


雰囲気としては、1時間超の中編アニメを見るような感じですね。絵柄に抵抗が無ければ、とりあえずオススメできる作品です。



・絶え間なく展開されるアニメーション。
・せーぶ・データ管理等のシステムが細やか。
・個人的にはグッドエンドNo.4がオススメ←かなり悲劇っぽい
・美月も良いんだけど、
 翔子ちゃんも味があるんだよなぁ・・・・・・
特におまけシナリオ。


・選択肢と展開がかま○たちの夜っぽい。
・話を追うだけなら、少しボリューム不足。
・誰ですか、「ヤるドラ」と思って、18禁ゲーと勘違いした人は(滝汗)!
 ↑管理人の某友人


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