〜２．綿流し編〜
2-1 詩音の存在
・鬼隠し編では出なかった詩音の存在。
このシナリオ、及び祟り殺し編での謎に関わる人物。
当キャラが出たことで、魅音の多面性がより強調される。
・綿流し編では、場面ごとに出てくる「緑の髪の少女」が、詩音か魅音、どちらかと判断する事で解釈が大きく変わってしまう。
2-2 綿流し祭りの日の祭具殿侵入
・鷹野＆富竹が祭りの夜に侵入した事実は、どの物語でも共通発生との事。
・ここでは詩音か？
○中に入った者は、鷹野、圭一、詩音。外で待っていたのが富竹。
・ドタンバタンという音。子供が跳ねるような？
・聞こえたのは外の富竹、中に入った詩音。鷹野は不明。主人公は聞いてない。
一緒に中に入った詩音に聞こえ、すぐ側にいた主人公は聞こえなかった。
超常的な（聴覚）能力の有無を排除すると、主人公も聞こえていないとおかしくなる場面。
音の存在を最初に口にしたのは富竹。
詩音は実は「聞こえていなかった」にも関わらず、富竹の話を元にして、さも聞こえていたように主人公に問いかけたのではないだろうか。
・音の原因は？
たぶん沙都子。
正規の入り口以外（屋根、天井）から中の様子を覗ける手段を知っているのは、作品中で明らかになるのは彼女のみ（祟り殺し編での告白）。入り込む際に外に音が漏れてしまった。
→祭具殿に入ろうとした４人を見かけ、様子を伺おうとした？
・中で、誰かがいるように詩音が天井をうかがったのは、上に見えた沙都子の影に気づいたのでは？ ある程度辻褄が合う。
そうすると、この日の祭具殿侵入に関わったのは、４人ではなく５人？
2-3 富竹の死、鷹野の失踪と死体発見。
・富竹は鬼隠し編と同様の死に方。
鷹野と富竹の祭具殿侵入は全編で起こっているイベントのようなので、祭具殿侵入と彼の死は密接に繋がっている可能性が高い。
・鷹野の死体
エピローグでわかるが、死亡推定時刻に明らかなズレ。
タイムワープなどを考えない限りは、死体と本物の鷹野は別人。
死体の損傷が激しいため、接点は歯型の跡しかない→誤魔化しが容易？
・歯型の資料を自分のものとスリ替えれば、同一人物と思わせることができる。
2-4 この後の、魅音と詩音の入れ替わりと判別。
後日、大石の話で明らかになる行方不明になっていたはずの詩音。
図書館で別れた後、行方不明となった彼女と圭一が、何故か電話で連絡が「できていた」あたりから、一気に二人の存在がクロスしてくる。
○ポイントとなるのは、
１．沙都子と梨花を捜索に行った時。
２．圭一との電話で、村長失踪時の件を指摘された時（くけけけけ……）
３．レナと圭一が園崎本家を訪れた時。
４．ラスト直前で、圭一が家の外に出迎えたに出て、魅音ｏｒ詩音から刺された時。
○ハッキリとした事実から、時間を遡って辿っていく。
・とりあえず、ラスト付近の警察の検察に関しては信用に足るものとする。
エピローグ部分で大石が入院中の圭一に話す事柄なども、彼がウソをつく必要は感じられない。
むしろ、自分らの調査と、圭一の話が食い違っている点に疑問を感じ、捜査上、彼の方が事実を照らし合わせたがっている印象を受ける。
・検死などは雛見沢の外部の人間が検証したもので、物語中では最も誤魔化しが入らない部分ではないか。
○ほぼ確定事項。
・井戸の中で死んでいたのは魅音。時間的に、死んだのは圭一を地下で気絶させた直後。
＝つまり超常現象を省けば、この後圭一を刺したのは詩音しかない。
マンションで飛び降り自殺（？）をしたのは詩音。←この部分は後述。
※ちなみに他に井戸の底で沙都子と梨花の死体も放置されていた。
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・地下牢で脅していたのは？
「魅音」：最後の温情で圭一を助けたのはともかく、「見逃す事はできない」詩音を放置し、逃げる際に井戸から転落して死亡？
あっけない……というより、あまりに不自然。
「詩音」：温情で圭一を助ける。その後「見逃す事はできない」魅音を殺し、井戸から投げ捨てる。
本人は監禁の被害者だったかのように警察に保護。
・おそらく詩音ではないのか。牢屋で狂乱していたのは魅音。
詩音を姉さん呼ばわりしていたのは、監禁者である詩音が精神的優越感に浸るために強制させていた？
もしくは、戸籍が魅音が姉となるよう誤魔化されていて、本来は詩音が姉の立場にあるのかもしれないが。
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となると、園崎本家でレナと圭一を応対したのも詩音。
背中の鬼の刺青があるかはこの段階ではわからない。
もしかしたら、二人共にあったのかもしれないが。
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数日前から魅音を監禁していたと思われる。
ならば、沙都子と梨花を探していたのも詩音。
こうなると、沙都子の家で圭一が梯子に登っているとき、沙都子に対し恨み節を吐いていたのは、「悟史がいなくなった要因の一つに沙都子の事（祟殺しで判明）があった」のを思い出した、と一応の説明がつく。
９日目、１０日目、１１日目の夜に電話で圭一と連絡をしていた（できた）のも、たぶん同一の詩音。
・電話の突然の「くけけけけ……」、地下牢での豹変振り、圭一を刺した直後の何かに取り憑かれたような物言い。
これが全て同じ人間に拠るものならば、ある程度の統一性が出る。
2-5 梨花の謎・犬と猫の例え
村長が失踪した次の日の昼休み。倉庫裏で泣いていた梨花。
衣服、顔が泥で汚れていた。髪にも草。
誰かと少し揉み合ったあと？ この時、「魅音」がいない。相手は彼女か？
・祭具殿に入った猫。梨花がいたずらをして、祭りの日までは中を見せなかった。
猫は鷹野（＋圭一たち）の事か……それとも……。
梨花は鷹野達が中に入ろうとしていたことを、それとなく邪魔していた？
・「中には猫がこわがるものがたくさんあった。猫は逃げ出した」
鷹野は怖がっていなかったような。となると、圭一・詩音を指しているのか。
会話はかなり抽象的なので、以下、要点を羅列。
・猫はにゃーにゃー鳴いているだけで大丈夫
・猫は怖がっているが大変な事じゃない。犬の方が勘違いしているだけ。
・大変だけど梨花がどうにかする。梨花が頑張らないと、犬の方も大変な事になる。
・猫が臆病すぎる。だから中を見せたくなかった。
・鷹野と富竹の死は、圭一とは関係ない。
・魅音＆詩音は姉妹猫。姉猫はとても怒っている。
・勘違いの犬が猫に噛み付こうとしたら教えろ。
・勘違いの犬は村長に噛み付いた？ 本当なら猫の方に噛み付くはずなのに。（＝村長殺害は、犬の仕業ではない？）
最初は魅音が犬かと思っていたが、魅音＆詩音で併せて「姉妹猫」らしい。
となると、犬の存在は別なモノの可能性がある。
第一に想像できるのは村の秩序を維持してきた、園崎家そのもの＝犬であるが…………園崎家だけではなく、村全体の住民を指しているかもしれない。
９日目に魅音の言葉、
「富竹さんと鷹野さんと、詩音と圭ちゃんを悪く言っている人たち（村人？）がいる」
となると、忍び込んだ猫（圭一たち）を疑っている犬は、やはり「村人たち」を指すのか。
ラストで、姉妹のどちらかがもう片方を監禁し、圭一を害しようとするが、あれはつまり（梨花の表現を借りると）「猫が猫を襲う」事になる？
話の限り、祭具殿侵入の件は大きな問題ではないらしい？
正直、解釈に幅があり過ぎて考察が難しい部分。とりあえず保留……。
2-6 園崎本家での魅音（ｏｒ詩音）の話で感じた違和感。
レナが沙都子と梨花の失踪に関して、一連の推理を述べた後に、魅音（ｏｒ詩音）が語る真相（？）。
雛見沢村の苦難の歴史、と園崎家の成功と裏での支配に関する部分はおそらく事実。
昔話を終え、縁側の障子を開けて、話を再開させたあたりから、内容が食い違い始める。
○特に問題と思える箇所。
「（前略）祭具殿に賊が忍び込んだという話は、綿流しの祭りの最中にもう私の耳に入っていました。
賊は４人。その日の内に手が下されることになりました。
……同時に……祭具殿に賊を許した、古手家の梨花ちゃんと、
公由家のお爺ちゃんも責任を問わなければなくなってしまった（後略）」
＞賊は４人
４人とは、鷹野、富竹、詩音、圭一の事か。
秘密にされた行動をここまで察しているにもかかわらず、おそらく天井から伺っていた沙都子がカウントされていない。
＞綿流しの祭りの最中にもう私の耳に入っていました〜その日の内に手が下されることになりました。
祭りの直後に実際に死亡したのは富竹のみ。
鷹野の生死は真偽が極めてあやふや。
更には、鷹野かもしれない死体の死亡推定時刻は祭りの前日というちぐはぐ振り。
祭りの最中に賊の正体をを見定める事ができる、雛見沢村、ひいては園崎家の強固なネットワークがあるなら、祭り後に鷹野も殺してしまえばよい。
これまでの通り、「一人死亡（富竹）＋一人行方不明（鷹野）」という形をとるなら、
（偽）鷹野の死体を用意する必要は無い。
また、梨花は「猫は怖がっているが大変な事じゃない」（＝祭具殿侵入のみが原因で殺されるわけじゃない）事をほのめかしている。
もし梨花のセリフが本当ならば、この部分の説明がさらに不可解になる。
何より、この直前、圭一が祭具殿侵入を謝った際は「笑い事では済まないと思っている人が大勢いる。それを理解してくれればいい」と、侵入そのものが大きな問題ではない事を自ら言っている。
完全な矛盾。
＞その日の内に手が下されることになりました。
ここでもう一つ。
詩音（ｏｒ魅音）は拉致されただけで、この時点では地下牢で生かされている。
何より圭一自身が無事で、危害を加えられようとした痕跡が無い。説明の状況と完全に食い違う。
・いかにも、「制裁者」として園崎家総出で、即座に賊に罰を与えたかのように言っているが、この部分の整合性がかなり怪しい。
また、園崎家ぐるみで制裁した割には、一連の拉致や殺人が杜撰で大雑把。
周囲に犯罪実行の疑念を抱かせるような要素、痕跡を多数残している。
ハッキリ言ってしまうと、鷹野、富竹に―――と言うより、詩音（魅音）と圭一に危害を加えようとした関連性の説明は、別の意図があったウソである可能性が高いのでは？
計画された犯罪と言うより、魅音（詩音）による、行き当たりばったり、単独プレーに近いような……。
・倉庫裏での梨花の言葉、「鷹野、富竹の怪死の件は関係ない」も併せて考えると、鷹野＆富竹の件、詩音（魅音）＆圭一に関する因縁はやはり別問題？
◇先にまとめ（想像も入るのであしからず）。
図書館で大石と会った後の、「園崎家の緑の髪の少女」の行動は、ほぼ全て詩音（魅音を監禁し、入れ替わった詩音）だとすると、かなり筋道が通る。
○詩音のキャラ
・双子に生まれながら、雛見沢の本家と分けて育てられた境遇に、重なる不快感？
・（祟り殺し編でほのめかされる）恐らく恋心を持っていた悟史が失踪したのは、園崎本家が関わっていたのではないかという疑念。
・とどめは「魅音が圭一という、『悟史のような存在』の少年と親しくしている」事。
物語では、圭一が「魅音を女のように扱わなかった」事から魅音が腹を立て、そこから全てが狂ったと想像しているが、実は詩音が混乱の原因とも受け取れる。
「自分の友人だった悟史が雛見沢の問題に絡んでいなくなってしまったのに、魅音はのうのうと圭一という男性と仲を深くしているのか」、という嫉妬に似た感情が原因では。
・忌まわしい園崎本家に対する復讐。この時点で、精神になんらかの変調をきたし始めていた可能性もある。
（＆魅音と極めて親しい異性の圭一も害する事も、魅音への歪んだ復讐？）
＜以下、詩音行動スケジュール＞
９日目から行動開始。
図書館で大石と会ったのは実は詩音の格好をした魅音だった？
＝圭一から見て「フラフラしている」
＝この日、魅音は綿流し祭りの後の騒ぎに巻き込まれ、二日酔いだった（電話で詩音は二日酔いになどなっていない、というニュアンスを匂わせている）。
まず、圭一に電話をして興宮駅に呼び出す。次に、姉の魅音に電話し、「事情があって自分が行けなくなったので、詩音の姿で圭一と会ってくれないか」とお願いして向かわせる。
（「話がある」と言っていたはずなのに、図書館で大石と会って、その場で詩音が居なくなったのは、詩音の格好をした魅音が大石を嫌っていた＆苦手としていたからでは）
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（詩音の格好をした）魅音が圭一と会っている間に、こちらは魅音の姿になった詩音が園崎本家へ。
お魎を手早く監禁。次いで、帰ってきた魅音も監禁。ここで入れ替わりが完了。
・事件後、当主のお魎も殺されている事が判明するが、このタイミングで詩音に殺されたのではないか。
・梨花と村長の殺害も、詩音の入れ替わりに気づいたから、というセンが浮かぶ。
村長は「魅音を可愛がっていた」ため、違いに気づいた。
梨花は醤油を貰いに行く事を理由にして、魅音（詩音）を話し合おうとするが殺害。
沙都子はレナの推理どおり単純に巻き込まれた？
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圭一に何度か電話。いかにも自分らが園崎家に追い詰められているような危機感をあおり、圭一を追い込んでいく。
また頼れるのはお互いしかいないと思わせ、危うい信頼感を勝ち取る
→圭一と大石の接触で、破綻しかける。
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レナの推理により、圭一が本家へと出向く。
姉・魅音に復讐したい詩音にとっては渡りに船。
過ぎた復讐心から、既に詩音は暴走していた感が強い。
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レナに話を合わせて、体よく圭一を引き離し地下牢へ。上記のウソもこのため？
暴走・詩音が、魅音の前で圭一を拷問、殺害し、極限の精神的ショックを姉に与えた後、最後に魅音を殺して復讐達成―――。
……となるはずが、最後にわずかな情を取り戻し、本来、園崎家＆悟史と無関係で、それとなく好意を持っていた圭一は助けることに。
姉は当初の予定通り殺害。服を取り替えて井戸に放置。
自分（詩音）は牢屋に閉じ込められていたかのように振舞う。
ただ、この時点で復讐鬼としての心と、実姉殺害実行の慙愧が複雑に交差し
（電話の「くけけけ……」、地下牢での豹変と、前兆があった）、精神のバランスを完全に崩すことに？
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結局、最後に圭一も殺そうと、自宅前で呼び出して凶刃を振るう事に。
一応、圭一は命を取り留める。
2-7 詩音、と思われる者の死。
・マンションで飛び降り自殺に見える死。詩音本人であるのは確定っぽい
圭一に対する暴行の後、それほど時間も経たないうちに死んだ？
一応、本人はバイクで移動できる。誰かと共に車で移動したなら、さらに行動時間短縮が可能か。
・事前に、部屋で姉妹が言い争うような騒ぎ（隣の住人の証言）
・この時点で、姉妹の片方（魅音）は死んでいるので、本来ならあり得ない。
騒ぎは何らかの偽装の可能性が高い。
○偽装したのであれば、誰が？
１．隣の住人のウソ＝隣にいたのは園崎家と関与があるものだったらしいが、そこまでして「二人がいる」事を証言する必要性は？
偽証として簡単に疑われる立場にあるので、あまり考えにくい。
２．詩音の自演＝精神の変調をきたしているため、突飛もない行動に出るという事と、祟りの恐怖にかられて自殺した、と説明もつくが、証拠があまり無い（特に自演の方）。
祟りに関してもオカルトに突っ込む分野なので保留。
一応、可能性としてはアリ。
３．全くの第三者＝すぐ思いつくのは、過去の姉妹の言い争いのやり取りを録音し、それを部屋で再生する手段。
詩音は音声の再生前にでも眠らせておく。気絶でも可。
ラジカセか何かで再生後、再生機を回収。
意識の無い詩音を階下に落として自らは逃走……とか。
・事件性としては、３の可能性が一番高いと思うが……。
その場合、詩音以外にも、詩音を殺した人物
＝彼女とは別に、一連の事件の裏で暗躍している人物がいるという事になる（目的は不明）。
元々、富竹の死、鷹野の失踪＆偽装死の件で、詩音（ｏｒ魅音）の行動以外に、何か別の意図を持って動いていた存在も見えている。
◇まとめ その２
このシナリオの基本は、魅音ｏｒ詩音の暴走から分岐した物語という位置では。
個人的には上記の通り、詩音の可能性が高いと思う。
圭一はラストでやや混乱しているものの、（彼にも事件の遠因はあるが）事件に巻き込まれた側。
レナもここではほとんど普通の級友のままで終わっている。
沙都子は鬼隠し編と同様、特に異常は見られない。死亡してしまったのがほぼ唯一の違い。
梨花は明らかに謎めいた一面を見せた。彼女も死亡してしまう。
そして詩音の存在。
「園崎本家へ、複雑な感情を抱いている」という物語上の設定が明らかになる。
主要人物で命を落としたのは、富竹、魅音、詩音、沙都子、梨花。
レナと圭一はこの分岐では助かった。
他に謎が深まる鷹野の存在。彼女が、園崎家の支配や綿流し祭りの本来の意味など、村の裏の顔に異常な執着を持っていることがわかる。
死の偽装により、意図的に身を隠した、または隠された部分も明らかになり、
一連の事件のカギを握る一人である可能性が極めて高くなってくる。
◆残った謎。
園崎家の思惑以外に、随所で見えてくる「他の人物」の動き。鷹野の可能性が高いが詳細は不明。
園崎家の地下井戸にあった「１０年以上たった死体」。最低でも３人分。今回の件との関連は？
「つけてくる足音、存在」
鬼隠し編で、圭一が感じた気配や、レナの「オヤシロ様が来る」系の発言でも見受けられるが、ラストで圭一を刺した詩音（ｏｒ魅音）も、背後に来た「お迎え」のプレッシャーを受けていた模様。
個別の精神錯乱、混乱にしては、この部分のキーワードに何故か繋がりがある。
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「祟り」の超常現象？ いつ、どこで、これに取り憑かれなければならなかったのか……共通理由がよくわからない。