ヒロインは虹野さん♪
その独特なストーリー展開・システムで、３Ｄ探索ＡＤＶに新しい風を送り込んだ「エコーナイト」。その続編がこの作品です。
直接的なストーリーにつながりほとんどありませんが（全くないわけではない）、全体に漂う切ない雰囲気は健在ですね。
グラフィックは、より「らしく」なった印象です。今回は人物の表情も細かくなっている上に、背景のポリゴンで描かれた小道具も、綺麗になっていました。
ただ、若干人物の肌の色等が無機質的になっているような・・・・・・。
音楽・音声関係はいい意味で平行線ですね。多数の登場人物には一人一人キチンと声が当てられていますし、秀逸だった効果音関係も相変わらずです。目新しさはないですが、こういう基本をしっかりとした製作スタイルは、プレイしていて感心します。
んで、ですね。プレイしてたんですが、今回のストーリーは行方不明になったヒロインを、いなくなったと思われる洋館で探索するものなんですよ。その中で主人公の回顧中を中心にヒロインの登場する場面があるのですが・・・・・・・・・声が虹野さん役の菅原祥子さんぢゃん！！
ふぬおおおぉぉぉおおお〜〜〜！！！
この瞬間にプレイ意欲が２００％アップしました（爆）。
彼女にハマった男性諸君（いや、女性でも構わないですが）、
ぜひプレイしなさい！
今回も霊を成仏させながら、ストーリーを進めていくシステムです。襲ってくる幽霊も多少は・・・・・・。
ですが、基本的にセーブ回数なくや一発死もありませんので、アクションが苦手な人にも安心ですね。緊張感と言う点では他の3ＤＡＤＶモノに一歩譲りますが、その分謎解きの要素に前作同様重きがおかれています。
気になるところは・・・・・相変わらず走れない（泣）！ もう、移動がノロノロです。ええ・・・背後に幽霊がきていても！ しかも上下に画面が揺れる・・・・・・ウェップ。
あと、謎ときがパワーアップしています。アストラルピース・コンプは正直攻略サイトや攻略本がないとまずムリでしょう。
作風と相まって、ライトユーザー向けではないことは確かですね。
とは言え、この独特な切なさは他の作品では味わえない妙味。強くオススメできるものではないですが、３Ｄ・ＡＤＶ好きな人なら、前作と合わせて目を向けてみてもいいでしょう。
もちろん、菅原さんファンの人は、明日にでも購入に走るべし！
・切ない雰囲気健在。
・アクション性はそれほど求められないので、それが苦手な人も安心。
・虹野さ〜ん（違）。
・走れっつの！
・ストーリー・謎解きが難解に・・・。
・明るさにかけるので、プレイする人を選ぶ。
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