主題歌は好きでした。
ふ〜・・・・・・・・・やはりこのゲームも、一度触れておかないといけないでしょうね。
最初に断っておきます。管理人はこのゲームに全くハマれませんでした。
もしかしたらというより確信犯的にいつもより厳しいレビューになるかもしれませんがご容赦ください。
グラフィックはこの作品で一つの完成の域を見た感じです。背景のＣＧ、イベントのＣＧ動画、八頭身ポリゴンキャラの動作等、この面で批判するべき点はほとんどありません。
キャラが全て八頭身になったことに違和感を感じる方もいるかもしれませんが、前作のようにＳＤとリアルが入り混じった描写になるよりは、このように統一されていたほうがスッキリするのではないのでしょうか。
問題なのは彼らの言動。詳しくはあとで述べてますが・・・・・・。
音楽は・・・・・・・・・ちょっとインパクトが少ないかな？ 全体的に無難にまとめられてはいますが、いわゆる「ゲームらしい」曲が少なくなったような気がしました。あ、個人的にはテーマ曲の「Ｅｙｅｓ ｏｎ ｍｅ」が好きですけど（笑）。
システム面で目立つのは、新しく導入された「ドローシステム」と「Ｇ．Ｆシステム」。敵から魔法を吸い取り、装備品のように自由にキャラの能力に付け替えできるのですが、これらはあまり評判がよくありませんでした。
まず、とにかく戦闘で「ドロー」するのが非常にめんどくさい手間がかかります。
そして次の欠点とも深い関係があるのですが、能力に付け加えた時の能力修正が大きすぎです。
正直レベルアップ等の上昇値より遥かに上下しますからね。
また「Ｇ．Ｆ」（召喚獣）の威力が非常に強力なため、物理攻撃はほとんど必要ありません。とにかく「Ｇ．Ｆ」を呼び出せばいいんです。非常に戦闘が単調になりますけど。
そして私が脱力する原因になったのが、レベルアップによるキャラ育成の極端な軽視です。
今回は「ドロー」さえやって、召喚獣（Ｇ．Ｆ）を毎回呼び出しとけば、ほとんどの戦闘で困るコトはありません。
ですからレベルアップ作業はほとんど必要ないんです。つーか、下手にレベルアップさせると敵が強くなりすぎます（泣）。
また装備品の充実の要素やお金による買い物の要素も、かなり排されています。
一部では、この事によりストーリーを無駄なく追えるようになったと好意的な評価もありましたが、管理人も含め多くの人が「ＲＰＧ特有の、キャラを育成しながら冒険を勧める、という面白さが大きく損なわれた」と感じたことでしょう。
この時点でかなりやる気がダウンしました、私としては。
そして・・・・・・・・・最大の脱力要素である「ストーリー」。
勘弁してください（泣）。
例えでいうと、生クリームケーキにシロップとあんこと砂糖をたっぷり塗したような大甘ストーリー、は最後まで肌に合うことはありませんでした。
こっちでちょっとだけツッコんであるので、興味のある方はどうぞ。
あと、主人公がいきなり切り替わる場面があります。ストーリーに深みを加えるようになっていますが、終盤までその切り替えの理由がわかりませんので、少なからず混乱してしまうことがあるの残念でした。
あと気になるところは、ロード時間がさらに長くなった、飛空挺の移動速度が遅い、アイテム収集が非常に困難になった（というか、特定のポケステもってないと、手に入らないアイテムがあるなんて・・・・・・正直酷いです）といったところ。
細かい部分ですが、プレイヤーがストレスを受ける場面は少なくありません。
素晴らしいグラフィックと成長の楽しみをなくしたシステム、そして大甘なラブストーリー・・・・・・。
これをあえて、「ＲＰＧとして」作った必要はなかったんじゃないか、と感じたのは私だけでしょうか？
これだけ要素が絞られていると、ストーリーにはまれなければ、（私以外にも）全く面白味を感じられなかった人が多いのでは、と。
どうせ『ストーリーを見せるコト』にだけ重点をおくなら、ＦＦの名を冠するとしても３ＤＣＧを存分に駆使したデジタルＡＤＶとして作ったほうがよかったと思うのですが。
・グラフィックは超一級品！
・とにかく成長させる楽しみがない。
・Ｇ．Ｆ召喚に片寄った戦法の採用は如何なものかと。
・ラブストーリーに偏りすぎた展開。真剣味があまり感じられません。
・ロードがかなり長くなっています。
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